価値観

 

最近、価値観(大切に思っている事)とかよく考えるようになって、
価値観って本当に、人それぞれ違うんだなーと、つくづく感じています。

で、思い出した事があるんですが、私の小学校時代のお話し。
うーーん、かれこれ、えーーと44年くらい前の話し。

かなり、さかのぼるわけですが・・・

私は、子供の頃、ぜんそく持ちで扁桃腺もすぐに腫れ、
しょっちゅう、熱を出したりするような身体の弱い子でした。

なので、特に小学校の頃は、休み時間も教室で過ごす事が多く、
外に出て元気に遊ぶような子供ではありませんでした。

図書室

小学校2年生の通知書(通信簿・成績表)に書かれていた先生の言葉は、
読書が好きで、本を借りる数は、学年で1番多いです。
休み時間も、教室で読書をしたり絵を描いたりしています。

なんだか、ちょっとほめられたみたいで、嬉しいような恥ずかしいような気持でした。

小学校3年の時は、別の先生でした。
休み時間は、教室で本を読んでいる事が多く、
元気に外で遊ぶ事がない

なんだか、ちょっと注意をされているような、しょんぼりした気持になりました。

休み時間、外遊びをせずに、静かに教室で本を読んだり、
絵を描いたりしている私の様子を、2人の先生が、それぞれ書いた文章です。

ずいぶん印象が違うと思いませんか?

2年生の時の先生は、教室で読書する事を、
とても肯定的にとらえて下さっているように思いました。
おそらく、先生の中には、読書をするというのは、
いい事だという価値観があったのでしょう。
そして、そのように感じたのは、私の心の中に、
この先生と同じような価値観があっからだと思います。

3年生の時の先生は、どうやら本を読むより、
外で元気に遊ぶ事に、価値観を感じているのではないでしょうか?
私とは、別の価値観を持っている先生の言葉は、
当時の私には、あまり心地良く響かなかったのだと思います。

走る子供

どちらの先生が正しいとか、間違っているという事ではありません。

当時の私は、2年生の先生の言葉を嬉しく思い、
学年で1番本を借りて読んでいる事を、誇りに思いました。
もっともっと、たくさんの本を読みたいと思いました。

3年生の時の先生の言葉に、少し、悲しくなりました。
外で元気に遊ばない事は、いけない事のように感じてしまったんです。
本を読む事に、罪悪感のようなものを感じ、
外で元気に遊ばない自分に対しても、罪悪感を感じました。

もし、2年生の時の先生が、先生の価値観ではなく、
私の価値観を大切に思い、あのような言葉を書いてくれたのだとしたら・・・
先生の価値観ではなく、私が大切にしているものを尊重して、
書いてくれた言葉だとしたら、それは、すごい事ですよね。

どちらかだったのか、わかりませんが・・・

言葉って人の心を明るくしたり、暗くしたりする力を持っています。

その人の、価値観を否定するような言葉がけは、
特に、人を傷つけてしまいますよね。

大昔の話しですが、いい学びでした。
そして、私はこの事を、決して忘れる事なく大人になったことに、
本当に、驚いているし、感謝しています。
それは、あなたに伝える事ができたからです。

価値観を意識したコミュニケーションを学びます→ コミュニケーション能力1級
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