専門相談員に無理と言われた就職を可能にしたものは

 

生きていれば、誰かの言葉に、傷つく事もあるよね。
そして、その傷は、誰かにつけられた訳じゃなくて、
自分でつけてしまった傷なんですよね。

傷つくように受取ってしまう、自分の心に原因があるんです
なんて言われると、だってあの人があんなことを言うから!と
思わず、反論したくなるでしょうね。

たしかにね、言われなければ傷つく事はなかった。
けれど、あなたの受取り方が違っていたら傷つかなかったかも知れません。
だからと言って、その言葉を投げかけた人が、
いい人かどうかは、また別の話しです(笑)

去年、娘が受けた言葉は・・・

「スキルも経験もないんだから、最低賃金の所で
我慢して働いて、経験を積むしかないでしょう」
「労働と収入と釣り合いなんて取れるわけないし、
どこでもそうだよ。自分(相談員)もそう思って我慢して仕事している」
「そんな条件で雇ってくれるところなんてないよ」
「その考え方を変えない限り、仕事なんて見つからないよ」

障害者用就労相談専門員との面談で、言われた言葉です

ベテランの専門家に、考え方を直さないと就職は無理と、
太鼓判を押されてしまったわけですから、娘は、ひどく傷つき落ち込み、
「もう絶対に就職は無理!」と思ってしまったんです。

娘は、発達障害(アスペルガー症候群)です。
アスペルガーの特性に、こだわりが強いと言うのがあります。
そして、アスペルガーは治療ができません。
「考え方を直さないと就職できないよ」と言われても、難しいんですね〜

娘には「我慢して辛抱して、安い賃金で働く」ことが理解できません。
ですから、「なんてひどい事を言うんだろう」と傷ついたんです。

落ち込み傷つく

そして、一般的には(特に中高年では)この相談員の言い分は、
「決して間違えていない、当たり前の事だ。そんなに甘くはないよ」と、
そんな風に受取る方もたくさんいらっしゃるでしょうね。
その場合は、「ああ、おっしゃる通りですよね」と、傷つきませんね。

誰かの言葉で心に傷をつけるのは、実は自分自身なんです

そこで、わたしは、まずはカウンセラーとして、
娘の心の傷を癒し、元気を取り戻すようにアプローチしました。
時間をかけて、この部分は丁寧に行います。

心に元気が出てきたら、今度は、コーチとして接します。
「我慢して辛抱して、安い賃金で働く」という思い込みを解きほぐして、
あらたな目標、目的を持てるように、アプローチします。
どんな目標、目的を持ったのか、これは、また別の機会にお話ししますね。

ここまで進める事ができれば、あとは本人の力でどんどん進みます。
コーチは、モチベーションの維持と、方向性の確認をサポートします。
本人も、自分を信じられるようになり、私も娘を信じます。

そして・・・最強の強み

娘には、その相談員に
「あなたの言った事は、当てはまらなかった!就職できました!」
と、言ってやりたい意地がありました。

あとは、行動するためのコーチング。
時には、カウンセラーとして、時には、コーチとして、
ある時は、手厳しくメンターとして寄り添いました。

障害者枠のパートですが、採用決定の知らせをいただきました。
娘の特性をじゅうぶん把握してくださった上での採用です。
相談員にそんなの無理と言われた労働条件を提示しての採用です。
そして、最低賃金ではありません(笑)

やったー

ご協力、ご指導いただいた、ワークトレーニングハウスの職員の方々、
受け入れてくださった就職先のみなさま・・・
そして、なによりも、大きな気付きと学びをくださった専門相談員の方、
最後まで、あきらめず頑張れた娘・・・
なにひとつ欠けても、今のこの結果は生まれませんでした。

今はただ、全ての出来事に感謝です。ありがとうございました。

必要な時にはいつでも・・・

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