よく言われる事ですが、脳は否定語が理解できません。
例えば、ピンクの水玉模様の傘を想像しないでください。
ピンクの水玉模様の傘を想像しないでください・・・
って、言われると、水玉模様の傘を思い浮かべちゃったり・・・

そして、脳は指令がないと働きません。
何気なく、街を歩いているとほとんど目に付く事がなかった赤いバッグ。
赤いバッグ欲しいなー。どんなデザインがいいかな〜と思って街を歩くと、
いきなり街中に赤いバッグを持った人があふれている。

これは、「水玉模様の傘」とか「赤いバッグ」という言葉が、
脳に届いて、無意識にそれを探し始めるんですね。

tsyuyu_kasa

そして、それは行動にも影響します。

包丁を使っているとき「指を切らないように」なんて思った瞬間「あっ!」
濡れた床を歩く時、「滑らないように」って気にした瞬間にツルッ!!

脳は否定語を理解できないので、フレーズの最初の単語にフォーカスします。

指を切る、滑る。

そこで、工場や職場でよく使われる声掛けは、
「ご安全に〜」なんですね。
安全に!というキーワードを脳に届ける事によって、
無意識に、安全な行動をとるようになるんです。

「怪我のないように」
「事故のないように」

だと、ちょっと危険ですよね。

私たちカウンセラーやコーチは、このように脳の特性を利用して、
クライアントへの言葉掛けをします。
これは、基本中の基本ですけど(笑)